テックビズフリーランスの税理士無料サービス(税務サポート)を解説

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の特徴の1つとして、税理士を無料で利用できるというものがあります。テックビズの説明をする際に、ポジティブな要素として紹介されることが多いサービスです。

しかし、ネット上だと細かいことを説明している人はあまりいないようです。そこで、この記事ではテックビズが提供する税理士無料サービスについて解説していきます。

この記事を書いている私、土谷俊介は現在テックビズを利用してフリーランスITエンジニアです。実際にテックビズの税理士無料サービス(テックビズ内部では税務サポートと呼んでいるようです)を利用しています。先日確定申告も無事に終了したので、一連の流れは大体経験できました。

テックビズの税理士無料サービスがどのようなものか詳しく知りたい人は是非読んでみてください。

税理士無料サービス以外のテックビズのおすすめポイントは次の記事にまとめてあります。

この記事の概要
  • テックビズの税理士無料サービスは、テックビズと契約して案件に参画している間、個人事業主なら無料で税理士を利用できるサービス。法人の場合は適用外
  • テックビズのコンサルタント(営業)に利用したい旨を伝えれば簡単に契約できる
  • テックビズとの契約をやめても、月額5500円(税込み)で継続して同じ税理士を利用可能
  • 毎月必要な作業は領収書や請求書をPDFなど電子データにして税理士に渡すだけ
  • 副業での収益に関してもIT関連の内容であれば無料で対応してくれる。せどりなど税務関連の処理が多い場合は不明
  • 確定申告の際はExcelにその年の内容を入力して必要な書類も電子データで渡すという追加作業が必要
  • 無料でこれはかなり嬉しいので、もしテックビズと契約するなら積極的に利用するべき
目次

テックビズフリーランスの税理士無料サービス(税務サポート)とは

が提供している税理士無料サービスとは、その名の通りテックビズと契約して案件に参画している間は無料で税理士を利用できるサービスです。

ただし対象は個人事業主のみで、法人としてテックビズと契約している場合は利用できません。法人の場合は無料ではなく有料で契約することはできます。

形式としては月額5500円でフリーランスと税理士が契約を行い、この月額5500円をテックビズが変わりに払ってくれるので実質的に無料ということになります。仮にテックビズとの契約を打ち切ったとしても、税理士との月額5500円の契約は生きているので引き続き同じ税理士を利用可能です。

契約してくれる税理士は佐藤淳⼀公認会計⼠・税理⼠事務所。21年の段階だと500人ほどのテックビズと契約したフリーランスの税務処理を行っているとのこと。

税理士が行ってくれるのは経理業務(帳簿の作成)と税務業務(税金に関する書類作成と申告)です。毎月の領収書や請求書、売上などをまとめる作業と、確定申告の書類作成を行ってくれます。

仮に契約をしたのがその年の途中でも、1年分まとめて面倒を見てくれるので安心してください。私の場合は8月からの契約でしたが、1月から7月分の記帳もしてくれました。もちろんその間の領収書や請求書は提出しましたが。

開業届や青色申告承認申請手続などのサポートも行ってくれるらしいのです。ただ、私はすでに提出済みだったのでお願いしていません。

気になることがあればメールでの質問も受け付けてくれます。私のケースだと

  • 父親名義で契約している光熱費も家事按分(一部を業務で利用したこととして経費扱いにする)できるか
  • こんな買い物のも経費にできるのか

などの質問に答えてくれました。

テックビズの税務サポートを利用する方法

での税理士無料サービスは、以下の手順で利用できるようになります。

  1. 担当のコンサルタント(営業)に税理士無料サービスを使いたいと連絡する
  2. テックビズと契約をして無事に案件に参画できると、税理士から契約内容のPDFが送られてくる
  3. 契約内容に問題がなかったら契約を結ぶことを税理士にメールで連絡する
  4. オンラインで契約を締結するためのサービスであるクラウドサインのURLが送られてくるので、そこで契約を行う

なにか契約上わからないことがあっても、コンサルタントや税理士に相談できるのでそんなに困ることはないです。

書類提出及び確定申告までの実際の流れ

税理士との契約が終われば、あとは実際に書類を提出して帳簿や確定申告をしてもらうだけです。税金は色々ややこしいという印象を持っている方も多いでしょうか、専門家である税理士と契約したのであればほとんど丸投げが可能になります。

フリーランス側がやるべきこと一覧はPDFで書類になっているので、やるべきことに迷うことはあんまりないはずです。一応私が行ったことをまとめてみます。

税理士と契約するまでの書類を提出する

個人事業主の決算月は12月です。及び税理士と契約するのがちょうど1月であれば特に問題はないでしょうが、大抵の場合年度の途中での契約となります。

テックビズの税理士無料サービスでは仮に年度の途中からの契約であっても、追加費用はかからずその年度全体の記帳と確定申告書類の作成をしてくれます。(実際にはテックビズが追加費用を税理士に渡しているかもしれませんが)

フリーランス側でやることは単純で、その年の領収書と請求書を電子データにして税理士に送るだけです。数が少ないならZIP圧縮をしてメールに添付でも良いのですが、税理士おすすめの方法はDropboxやGoogle driveなどのオンラインストレージで共有することのようでした。ちなみに私はGoogle driveで提出しています。

電子データを渡すことになるので、オフラインでもらったレシートや領収書はスマホなどで撮影したものを提出します。

契約するのが年の後半だと提出書類も多くなってしまいますが、そこは諦めるしかありません。

毎月の領収書と請求書を提出する

契約後は毎月領収書と請求書を提出することになります。

翌月の10日までの提出を求められるので、忘れないようにしましょう。毎月はじめに税理士からもリマインドメールが届くので、そうそう忘れることはないはずです。

毎月の領収書も電子データで渡します。私は月ごとにGoogle driveにフォルダを作ってそこに保存しています。税理士にはそのフォルダのURLを渡す形です。税理士側のGooleアカウントは知らないので、URLを知っている人は全員アクセスできてしまいますがさほど重要な情報でもないので私は気にしていません。

本業に必要な備品以外の家事按分できる光熱費、副業での収入などもこのタイミングでの提出です。

どんなものが経費にできるのかなど、ある程度の手引はPDFでもらえます。

年金や健康保険などの書類は確定申告のときに渡すべき書類なので、毎月の提出には入れなくて大丈夫です。

確定申告時は必要な情報を記載するExcelファイルと書類を提出する

毎月の書類とは別に、確定申告のための書類の提出も必要です。

確定申告に必要な情報の入力や提出書類の確認用Excelが税理士から渡されるので、その穴埋め及び必要書類の提出を行います。

Excelファイルの穴埋め自体は簡単なのですが、いろいろな書類を確認した上で数値の入力を行わなくてはいけないので若干面倒です。こればかりは税理士に丸投げというわけにはいかず、自分でやることになります。

それでも一度穴埋めしたExcelファイルを渡せば確定申告の提出までやってくれるので、全部自分でやるよりはかなり時間の短縮になっているのでしょう。

土谷

基本的には必要な書類を電子データで渡すだけで面倒な作業を全部税理士が行ってくれます。

まとめ:税理士無料なのはかなり嬉しい

ここまでの税理士無料サービスについて書いてきました。

テックビズでは契約を結んでいる期間であれば税理士を無料で利用することができます。

毎月の記帳や確定申告の手間をかなり減らすことができるでしょう。

ただ、無料で税理士が利用できるのは個人事業主だけで、法人としてテックビズと契約している場合は残念ながら無料での契約は無理です。

仮にテックビズとの契約を打ち切ったとしても、月額5500円で契約を続けることは可能なので、完全にテックビズに縛られてしまうこともありません。

これらを総合すると、テックビズと契約するなら税理士無料サービスを利用しないのは非常にもったいです。自分で記帳や確定申告資料を作るのに比べると、税理士に依頼すれば必要な時間は半分以下になっていると思います。

もしあなたがテックビズと契約してフリーランスとして働くのであれば、ぜひ税理士無料サービスを利用しましょう。

税理士無料サービス以外のテックビズおすすめポイントは以下の記事にまとめました。

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