テックビズフリーランスの概要【実際に利用しているフリーランスが説明】

この記事はテックビズフリーランス（以後テックビズと略称）がどういうサービスなのかを事実ベースで説明します。テックビズについて主観が混じらない概要を把握したいという方向けです。

主観が入った説明を見たい方はこちらの記事を御覧ください。

運営会社の概要

テックビズフリーランスは株式会社NKC ASIAの子会社である株式会社テックビズが運営するフリーランスエージェントです。

フリーランスエージェントについて知りたい方は下の記事を読んでみてください。

運営会社である株式会社テックビズは資本金950万円の小さな会社です。ただ、コンサルタント（他社で言う営業）の人数だけでも150人を超えているので、資本金の割には従業員は多くなっています。

株式会社テックビズは2019年9月の設立です。ただ、テックビズフリーランスというサービス自体はもう少し歴史があり、サービス開始は2015年になります。詳細な日付ははっきりしなかったのですが、2015年3月に親会社である株式会社NKC ASIAが設立されているので、このときからサービスを開始していたようです。

もともとフリーランスエージェント業をやっていた株式会社NKC ASIAが2019年に株式会社テックビズを作成してフリーランスエージェント業を移譲し、以後株式会社テックビズが業務を行っています。

NKC ASIAグループとしての拠点は全国に9ヶ所（2023年3月時点）あります。ただ、実際に連絡を取るときはLINEやZoomなどを使うことが多いので、エンジニアが直接拠点に行く機会は少ないです。

最近の売上などの情報がなかったので少し古い情報になってしまいますが、親会社である株式会社NKC ASIAは2019年の時点で総資産6億8000万円、純利益は7200万円となっていました。（ソース）

2022年にアジア太平洋地域の急成長企業で51位に選ばれたという話もあるので（ソース）、順調に成長している企業だといえます。

フリーランスエージェントとしての概要

テックビズはITエンジニアやコンサルタントを中心に案件を紹介するフリーランスエージェントです。

保持している案件数は公式サイトによると30000件以上とのこと。

契約しているエンジニアの数も1500人を超えていて、それなりの規模でサービスを展開しています。

他のエージェントと比較して、目立つ特徴は以下の2つです。

• 税理士を無料で利用可能（テックビズで契約している間のみ）
• 土日もコンサルタントが対応

紹介してくれる案件はほとんどが週5日でフルタイムが前提のものです。テックビズのコンサルタントに聞いたところ、98％くらいは週5とのこと。

一方、勤務場所に関してはリモート可能な案件が増えているようです。実際私もテックビズでリモート前提で案件を探しましたが30件近く紹介してもらえました。

テックビズはパーパス（最終的な目的地点）として「人生を豊かにする新たな働き方の創造」を掲げています。現在は週5案件がほとんどですが、ひょっとしたら将来はもう少し柔軟な労働時間のものも増えてくるかもしれません。

テックビズは契約継続率97％以上ということを売りにしています。テックビズのコンサルタントに確認したところ、この数字は月当たりの継続率を指しているようです。テックビズを利用している人は平均して3年位は継続利用しているという計算になります。