テックビズフリーランスのnut(=ファン)になった理由

はじめまして、フリーランスのITエンジニアをしております土谷俊介と申します。

このサイトの名前は「TECHBIZ nut」です。nutはスラングも含めて色々意味があるのですが、このサイトでは「夢中な人」とか「大好きな人」という名詞として使っています。TECHBIZの方はテックビズフリーランス（今後テックビズと略称）のことです。

すなわち、このサイトはテックビズのファンであるフリーランスITエンジニアの土谷俊介が、テックビズについて色々語るサイトということになります。

この記事では、なぜ私がテックビズのnut（＝ファン）になったのかについて語っていきます。フリーランスエージェントを探しているITエンジニアにとって参考材料の1つにはなるはずです。

ただ、すべて私個人の体験談かつ主観で書いた記事なので、客観性を求める人には向きません。

テックビズのコンサルタント（営業）は信頼できる

私がテックビズと契約するだけではなく、こんなサイトを作るほどに好きになったのは、8割くらい担当になったコンサルタント（営業）の誠実な対応が理由です。

私が初めて相談を持ちかけた際に担当してくれた二人と、本格的に案件をさがし始めてから担当についてくれたもう一人、合わせて3人にはとても親切で丁寧な対応をしてもらえました。（このサイトを作るに当たり当時のチャットログを確認したら、ご挨拶だけした方がもう二人いました）

もちろん相性はあるでしょうし、100人以上いるテックビズのコンサルタントの中にはあんまり良くない人もいるでしょう。しかし、少なくとも私担当の3人はあたりだったと断言できます。

以下に私がテックビズのコンサルタントが信頼できるという結論に至った理由を4つ上げていきます。

なお、このサイトからのリンクを使ってテックビズに連絡をすると、私を担当してくれているコンサルタントと連絡がとれます。テックビズという企業ではなく私担当のコンサルタントに興味を持った方は以下のボタンから問い合わせてみてください。

すぐに契約に至るわけではないエンジニアにも誠実に対応してくれた

私は現在テックビズと契約してフリーランスになっていますが、最初にテックビズに連絡したのは15年のブランクから復帰して半年くらいたったときでした。

ITエンジニアが月単位の契約で何処かの企業と契約を行う場合、経験の長さが非常に重要です。私みたいに長いブランクがあると、通期の経験年数ではなく直近の経験年数が見られることになります。したがって、最初にテックビズに相談した際は経験半年のエンジニアとしての価値しかない状態でした。

テックビズに限らずフリーランスエージェントでは、経験1年未満のエンジニアはあまり需要がないそうです。また単価も安く、この時点の私はエージェントとしてもあまり旨味がないエンジニアだったと思います。実際、他のフリーランスエージェントからは紹介できる案件がないから対応できないという連絡が来ていました。

しかも、まだテックビズを利用するのか、他のエージェントにするのか、そもそもフリーランスになるのかを迷っている状態です。

にも関わらず、

• オンラインで面談（コロナが流行り始めた時期でした）をしてくれてた
• その時点での私の契約単価目安を教えてくれた
• 単価は安いながらも40を超える案件を紹介してもらえた
• まだフリーランスになるかどうか迷っている状態なのに、いくつかの案件では面談まで進めてもらえた
• 面談相手とオンラン面談がつながらなかったとき、すぐにフォローしてくれた

など、かなりしっかりとしたサポート体制を取ってくれました。

結局、このときは書類選考と面談の突破率が低くて、独立の時期を遅らせるという決断をしました。ただ、このときのテックビズの対応ですでにかなり信頼できるという印象を持っていた気がします。

フリーランス独立を考えたときに相談に乗ってもらえた

最初に相談に乗ってもらった後、私は更に2回ほどフリーランスになろうかなと考えた時期がありました。一度は退職前提で会社と給料の交渉をしたとき、もう一度は実際にフリーランスになったときです。

最初に相談した際に色々サポートしてもらった挙げ句断ることになっていたにも関わらず、どちらのときも親切に対応してもらえました。

退職前提で会社と交渉していたとき

会社と退職前提で交渉したときは、この段階でどの程度の契約が取れそうかなどを聞くことができました。オンライン面談とチャットで相談させてもらっています。

会社に要求する条件の参考になりましたし、仮に退職するにしてもフリーランスとしてどのくらいの収入が得られるのかがわかっていたおかげでかなり強気な交渉が可能になりました。

結局、このときも会社との交渉が成立したのでまたしてもテックビズでの契約はしないことに。

テックビズには悪いことをしたと思いますが、私の会社での待遇改善にはテックビズとのつながりはかなり有効に働いたと思います。会社をやめるという選択肢を選べるのは相当な強みです。

フリーランスになる決断をしたとき

会社とは待遇改善の交渉をして少し給料は良くなっていたのですが、商流が低すぎる（5次受けとかでした）こともあり、結局退社することに決めました。

その上で、他の会社とフリーランスどちらを選ぶべきかという内容をテックビズと行っています。

このときは他社からのオファーをもとにテックビズが提示できる月単価を聞くような流れで、十分な単価で契約可能そうだということだったのでテックビズでの契約を決めました。

テックビズで契約することはほぼ決めた状態で相談したこともあり、私の希望の働き方と条件に見合った多くの提案をしてもらえました。具体的には案件の紹介数が合計で28個、この中で面談まで行ったのが9個、3勝2敗4辞退（途中で決めたので）でした。

待遇も長期ブランクから復帰後2年経っていない状態だったにも関わらずかなり高め（140時間から180時間で月単価78万円）で、テックビズは営業力も高いなと感心したものです。

所属している会社と出向先の会社で退職時期の調整が少しややこしいことになったりしていたのですが、こちらに関しても話がまとまるまで待ってもらえて、非常に感謝しています。

フリーランスになってからもキャリア相談にのってくれた

テックビズ経由での案件参画が決まってしまうと、基本的に実務的な話をちょっとするくらいしかコンサルタントと会話はしません。

ただ、今後のキャリアプランについてこちらから相談をお願いすると、案件契約済みであってもきっちり対応してくれます。

私の場合は

• 今後五年で収入を最大化したい
• 長時間労働は避けたい
• 在宅での仕事優先したい

などの希望事項をまとめた上で相談の時間を作ってもらいました。

その際は提案の一つに受託で仕事を受けるようにするといものがありました。テックビズは受託の仲介はしていないので、要するにテックビズとの契約はなくなるという内容です。テックビズにとっては嬉しくない選択だと思いますが、それでも私の希望に沿うならと提案してくれたのでしょう。

私はまだ経験がありませんが、案件で問題が発生したとかの相談内容でも、親身に対応してくれるはずです。

日頃の反応が早く、季節の挨拶もしてくれる

これは細かいことではあるのですが、基本的にレスポンスが早いです。

私とテックビズのコンサルタントはLINEでやり取りをしているのですが、平日はもとより土日でも即レスに近い速度で反応が返ってくることもあります。24時間以上反応がなかったことはありません。

休日を潰してしまって悪いなとは思うのですが、反応が早いのはユーザーからするとありがたい限りです。

また、契約をする前の段階でも元日に状況確認の連絡が来たりもしました。これは流石にテックビズの全コンサルタントが行っていることではないと思いますが、少なくとも私の担当は未契約の状態でもユーザーを大切にしていることの証明だとおもっています。

ついでに、お中元として羊羹を送ってもらえました（笑）。

このサイトのリンクからテックビズに相談を申し込めば、土谷担当のテックビズコンサルタントと連絡が取れます。

コンサルタント以外で気に入ったこと

コンサルタントへの信頼感がテックビズへの好意のうち8割くらいを占めていますが、それ以外でも気に入っていることはいくつかあります。

以下に3つ良い点をあげますが、どれもエンジニアの負荷を減らそうという意識からのサービスかなと思っています。

契約中は税理士を無料で利用可能で、税務処理を丸投げできる

テックビズは契約期間中であれば、税理士を無料で使うことができます。本来は税理士に払うべき金額をテックビズが払ってくれる感じです。

任意の税理士ではなくテックビズが契約している税理士になるのですが、税務処理をほぼ丸投げできるので非常に楽ができます。

必要なのは領収書などをスキャンしてGoogleドライブやDropboxにアップするだけ。後は税理士がよしなにまとめてくれます。

テックビズ以外の収入があっても請求書をアップするだけなので、副業をしている人でも問題なしです。

確定申告では流石にある程度の情報提供が必要でしたが、専用のExcelの穴埋めで済むので年末調整と大差ないくらいですみました。

仮にテックビズとの契約をやめても、月1万円未満で契約を継続できるのでそれほどひどいベンダーロックインにはなりません。

他の税理士に依頼してもおそらく年10万円程度のサービスだとは思いますが、これが無料なのは嬉しいです。

税理士無料サービスについては以下の記事でもう少し詳しく説明しています。

案件を探す際、多くの提案をしてくれる

これはコンサルタントのところでも書きましたが、テックビズという会社としても多くの案件を抱えているようです。

公式サイトには30000件以上とありますし、実際に私もかなり多くの案件を紹介してもらえました。

これは私の主戦場がWebアプリ開発という比較的仕事が多い分野であることも影響しているとは思います。しかし、長期ブランク持ちの40代というかなりネガティブな要素をもつ私に対しても多くの案件を紹介できるのは素直にすごいです。

見せ札というわけではなく、それなりの割合で面接までは行けた（フリーランスになるときは28案件紹介してもらって9件面接）ので、きれいな経歴ではない人間を売り込むノウハウというか力量を持っているのでしょう。

案件の精査や面談の回数は増えるのでその点少し大変になりますが、自分にマッチした案件に参画できる可能性も増えます。結果的にミスマッチが減り、新たな案件を探す手間も減ることにつながるはずです。

問題が出たらすぐに対応してくれる

同じくコンサルタントのところでも書きましたが、なにか問題が出た場合、コンサルタントがすぐに対応してくれます。

私がこれまで対応してもらったのは以下のようなケースです。

• 面談相手が時間通りに来ない
• プロジェクトが炎上しそう

まだ半年だけなのでそれほど件数はありませんが、何かあってもバックアップがもらえると思えるので精神的な余裕が持てます。

できれば改善してほしいこと

これまではテックビズの良いところを書いてきましたが、もちろん全てにおいて完全なサービスというわけではありません。

使ってきた中でいくつか改善してほしいなというところを3つ、私以外の利用者にとって問題になりそうなところを1つ、合わせて4つ挙げてみます。

マージン率は公開してほしい

テックビズは他の多くのフリーランスエージェントと同じく、マージン率（手数料）を公開していません。

私の契約内容を見るに、そこまで多くのマージンは取っていないと思うのですが、できれば正確なマージン率も知りたと思っています。

なお、いくつかマージン率を公開しているエージェントもあり、それらの割合は以下のとおりです。

エージェント名	マージン率	ソース
PE-BANK	8%-12%	公式HP
テクフリ	10%の案件多数（全部ではない模様）	公式HP
エンジニアファースト	5%	公式HP
Midworks	40%以下	A8.net(A8.netに登録しないと見れません)

Midworksだけ妙に高いですが、ここは保証が手厚いことで知られているのでそのためでしょう。

副業案件を取り扱うようになって欲しい

テックビズは週1日や2日などの副業案件はほとんど取り扱っていません。基本的にフルタイム（月140時間から180時間など）が前提の契約になります。

テックビズのコンサルタントに聞いたところ。いずれは副業案件にも手を伸ばしたいとは思っているようです。ただ、現時点では副業を探すためにテックビズに相談するのはほとんど意味がありません。

私は数年フルタイムで仕事をした後、サイドFIREして週2くらいでのんびり生活費を稼ぐようにしたいという生活プランを持っています。今後、副業と言うか短時間労働の案件も取り扱いが増えてくれると、継続してテックビズを利用できるのですが。

即日支払いサービスは微妙

テックビズの支払いサイト（支払金額が確定してから実際に支払いが行われるまでの期間）は月末締めの翌月20日払いです。

この締め日から20日までの期間が待てない人向けに、テックビズでは即日支払いというサービスを提供しています。依頼を出すと、翌月第2営業日には振込をしてもらえるというものです。

ただ、このサービスには手数料がかかります。支払金額の5%です。

類似サービスであるフリーナンスの即日支払いだと手数料が3%から10%なので特に手数料が高いというわけではありません。

ただ、20日支払いを早めるために5%の手数料を払うということは、年率換算だと90%以上。少なくとも私は絶対に使いたくありません。

需要があるからこそのこういうサービスなのでしょうが、あんまりアコギなことはやってもらいたくないです。

実務経験が少ないと案件紹介は難しい

実務経験、ブランクが長かった場合は直近の経験が短いと、テックビズではなかなか案件の紹介をしてもらえません。

私のケースだと、15年のブランクの後半年実務を行った状態である程度は案件の紹介を受けられました。なので契約金額を気にしないのであれば、ブランクがあるケースでは直近半年くらい経験を積み直せば可能性はあります。

新卒だったり職種変更でITエンジニアになりたてだったりすると、流石に厳しいようです。フリーランスということは会社のバックアップがまったくないということになり、上司や先輩のサポートがないものとみなされます。

中には独学で十分なスキルを持つ人もいるのでしょうが、残念ながらかなり少数です。最低でも1年は経験がほしいとコンサルタントも言っていました。

とはいえ、半年独学した後テックビズで案件を取れたという話も聞いたことがあります。どうしてもすぐにフリーランスとして仕事をしたいという人は一度テックビズに相談を持っていくのも良いかもしれません。奇跡的にタイミングが良くて、ポートフォリオを持っているのであれば実務未経験でも案件がある可能性は0ではないでしょう。

まとめ：無料なので一度テックビズに相談してみよう

ここまでサイト管理人である土谷がなぜテックビズのnut（＝ファン）になったのかを語ってきました。

私がテックビズのファンである理由のうち、8割位を占めるのは担当してくれたコンサルタントの皆さんの誠実な対応です。

エンジニアの負担を減らすようなサービスがあることもプラス要因でした。

もちろんもっと改善してもらいたいということもありますが、それを差し引いてもテックビズは良いサービスだと信じています。

このサイトのリンクからテックビズに相談を申し込めば、私が信頼するコンサルタントの方に連絡が付きます。フリーランスITエンジニアに興味がある方や、信頼できるエージェントを探している方はぜひ下のボタンから相談を申し込んで見てください。相談だけなら無料です。